開催趣旨
中華人民共和国の生態博物館では、エコミュージアムの理念のもと、生活文化の保護と伝承や地域の発展を目指し、文化資源や創造の過程などのアーカイブ・保存・継承の活動が大学との連携によって行われています。この度、生態博物館の建設や地域の文化資源保護・継承活動を推進している復旦大学の杜暁帆教授(同学・国土と文化資源研究センター長)をお招きし、生態博物館と文化資源の保存・活用をテーマとしたフォーラムを開催いたします。エコミュージアムの課題となる「情報の整理・発信、次世代への引き継ぎ、人材育成」について、参加者の皆様と情報交換できる機会となれば幸いです。
1 日 時 2023年8月9日水曜日 13:30~16:30 (受付は13:00~)
2 場 所 東京藝術大学 音楽学部5号館401講義室 (上野キャンパス)
https://www.geidai.ac.jp/access/ueno
3 内 容
(1)基調講演 13:40~15:10
「中国における生態博物館と文化財保存」
復旦大学文物と博物館学系・教授 杜 暁帆
(2)フォーラム 15:30~16:20
「生態博物館と文化資源の保存・活用 -中国の実践から何を学ぶか-」
復旦大学国土と文化資源研究センター・センター長 杜 暁帆
東京藝術大学未来創造継承センター・センター長 毛利嘉孝
日本エコミュージアム研究会・会長 大原一興
4 主 催 東京藝術大学未来創造継承センター
共 催 日本エコミュージアム研究会
5 申し込み 締め切り8月5日(土)
東京藝術大学・在学生&教職員の方は ⇒https://forms.gle/QzuZECSe24YuqGc67
一般の方は ⇒日本エコミュージアム研究会 http://www.jecoms.jp/
杜 暁帆 | 復旦大学文物と博物館学系教授、復旦大学国土と文化資源研究センター長 UNESCO Chair Programme—Living Heritage and Community Development 代表、東アジア文化遺産保護学会副会長、中国文物保護技術協会副理事長等。専攻:文化遺産保護理論研究と実践。 |
毛利嘉孝 | 東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授、音楽学部音楽環境創造科教授、未来創造継承センター・センター長。社会学者。専門はメディア/文化研究。特に現代美術や音楽、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を推進 |
大原一興 | 日本エコミュージアム研究会会長、横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 都市イノベーション部門教授。研究分野はエコミュージアム、ファシリティマネジメント、医療福祉施設、建築計画、高齢者住宅、博物館など |