東京藝術大学キャンパスにある芸術資源に関するワークショップ型リサーチ
「キャンパスリサーチ イン 取手」と題して、取手市内にある東京藝大および関連プロジェクトの拠点を訪れるワークショップ形式のリサーチを実施します。企画参加者はそれぞれが能動的なリサーチャー/記録者/インタビュアーとなって各種記録メディアを活用しつつ、東京藝大取手校地を中心とする各キャンパスを調査、記録します。ゲストアーティストや教員スタッフとの意見交換、プロジェクトの体験、観察を通してキャンパスに埋もれている芸術資源を再発見することが期待されます。
2025年度は音楽家の西村直晃さんをお迎えし、取手キャンパスの風景から音(楽)を探すワークショップを行います。
普段見ているキャンパスの風景を異なる目線で再発見すること、あるいはこれまで訪れたことのなかった取手キャンパスに関わるきっかけになることを期待します。
概要
・日時 2026年1月12日(月祝)
・場所 東京藝術大学取手校地
・定員 10名程度
・必要な持ち物
カメラ(スマートフォンあるいは携帯電話で代用可)
昼食
汚れてもいい服装
・備考
本企画は学内外からの参加があります
昼食持参
雨天決行(荒天時についてはアナウンスをします)
取手校地までの移動費は自己負担となります
・ワークショップ参加にあたって
*美術、音楽、映像といったジャンルは問いません
*楽器の持参OK
*楽器の経験はなくて大丈夫です
・留意事項
当日は取手キャンパス内にて学生が制作などを行なっている可能性があります。キャンパス内の撮影や散策についてはスタッフの指示などに従って、十分な配慮をお願いいたします。
当日スケジュール(変更可能性あり)
2026年1月12日(月祝)
11:30 事前説明など(昼食持参)
12:30 リサーチ活動
15:00 制作
16:30 発表
18:00 解散
〈ゲストアーティスト〉

西村直晃
1990年 東京都生まれ。音楽家。のこぎり演奏家。
美術大学を卒業後、映画音響制作、子どものためのライブや音楽療法士との仕事に携わる。
2018年より自作のSNS投稿を開始し、国内外より話題に。特に〝電線の上の鳥〟〝駅のタイル〟〝クリニックの休診日看板〟など何気ない日常風景を楽譜に見立てる映像作品は代名詞となる。それらの作品・営為は〝市井のチャンス・オペレーション〟との評も受けた。
以降、広範な音楽・美術の知識や雑学を背景とした表現活動を続け、テレビ番組制作などにも関わってゆく。NHK Eテレ番組制作に音楽監修や企画立案にて参加。(『あそビーバー』内〈せかいをプレイ〉(2020)、『みいつけた!』内〈おんがくも〉(2022~))
テレビ朝日系『タモリ倶楽部』〈街には楽譜があふれてる!偶然日常音楽祭〉(2021)に出演。タモリ氏より好評を博す。
NHK 総合『ドキュメント20min.』〈日常にドレミを〉(2024)に出演。
現在は音楽制作、ライブ、個人講師、文筆等を請け負うほか、全国で、その地域と音楽自体をも再発見するような〝街歩き+音楽〟のワークショップ講師業も意欲的に行なっている。
のこぎり演奏家としては、音楽家・トクマルシューゴ氏の公演に演奏参加するほか、トクマル氏、辻村友晴氏(キセル)と結成したのこぎり三重奏〝のこぎりバンド〟でも活動中。
https://www.youtube.com/@nsmrnoak
https://nishimuranaoaki.tumblr.com/profile
申し込み
受付期間:2025年12月15日〜
*基本的に先着順となります。また、応募者多数の場合、締切日より前に募集を終了する可能性もあります。
主催:東京藝術大学未来創造継承センター
お問い合わせ:future@ml.geidai.ac.jp(担当:幅谷)