2024年6月に最新作『Revisit』を発表された映像ディレクター・ミュージシャンのVIDEOTAPEMUSIC氏をお迎えして特別講座を行います。ご関心のある方はどなたでもご参加可能です。ぜひお越しください。
申し込みはこちら(要事前登録。定員40名程度。応募多数の場合は先着順。)
定員に達したため、申し込みを締め切りました(12/9 AM)
概要
日時:2024年12月17日(火) 18:30-20:00
会場:東京藝術大学上野キャンパス 国際交流棟 4F GA講義室
ゲスト講師:VIDEOTAPEMUSIC(映像ディレクター、ミュージシャン)
登壇者:毛利嘉孝(未来創造継承センター長)
司会:幅谷和眞(未来創造継承センター特任助教)
主催:未来創造継承センター
開催方式:対面のみ
言語:日本語
映像ディレクター/ミュージシャンとして多方面に活動するVIDEOTAPEMUSIC氏による最新カセットブック『Revisit』は、国内の各地域での滞在制作を通して作られた音楽作品とそれらの地域への「再訪」に関するテクストで成り立っています。中古VHSを活用した映像/音楽制作から、近年の滞在型の作品制作に至るまで、VIDEOTAPEMUSIC氏の活動の幅はますます広がっています。そのような多様な活動の裏側には、各地での映像/音源の発掘収集に基づいた独自の制作態度や、土地や人々の記憶への関心や思索をはじめとする、広い意味でのアーカイブ的実践/思考を一貫して見出すことができます。
今回の特別講座では、『Revisit』の制作背景から別プロジェクト「湖底」の紹介を通して、VHSや音源の収集、滞在(制作)の記録のあり方、場所と人の記憶への向き合い方などを手掛かりに、VIDEOTAPEMUSIC氏とともにアーカイブの多義的な可能性について考えます。
ゲスト講師:VIDEOTAPEMUSIC
ミュージシャンであり、映像ディレクター。失われつつある映像メディアともいえるVHSテープを各地で収集し、それを素材にして音楽や映像の作品を作ることが多い。VHSの映像とピアニカを使ってライブをするほか、映像ディレクターとして数々のミュージシャンのMVやVJなども手掛ける。近年では日本国内の様々な土地でフィールドワークを行いながらの作品制作や、個人宅に眠るプライベートなホームビデオのみを用いたプロジェクト「湖底」名義でのパフォーマンスも行っている。2015年の2ndアルバム『世界各国の夜』以降、カクバリズムから多数の音源作品をリリース。その他にも国内外のレーベルからリリースされた作品多数。日本各地で行ってきた滞在制作の記録をカセットテープと160Pの書籍にまとめたカセットブック作品『Revisit』を2024年6月にリリースした。
主催:東京藝術大学未来創造継承センター
お問い合わせはこちら:future@ml.geidai.ac.jp(担当:幅谷)