東京藝術大学キャンパスにある芸術資源を活用するためのワークショップ型リサーチ
「キャンパスリサーチ イン 取手」と題して、取手市内にある東京藝大および関連プロジェクトの拠点を訪れるワークショップ形式のリサーチを実施します。企画参加者はそれぞれが能動的なリサーチャー/記録者/インタビュアーとなって各種記録メディアを活用しつつ、東京藝大取手校地を中心とする各「キャンパス」を調査、記録します。教員やスタッフとの意見交換、プロジェクトの体験、各拠点の観察と探索を通して、キャンパスに埋もれている芸術資源を考察して新規プロジェクトの種を発見し、それぞれのアイデアをアウトプットすることが期待されます。
また、リサーチにはゲスト講師や藝大教員が帯同しながら情報収集やディスカッション、アウトプットを行いますので、アーティストらと協働しながら参加者独自のリサーチに取り組んでください。
本企画は学内外からの参加者を想定しています。
参加者には各種記録メディアを用いて、次の二つの目標に取り組んでいただきます(詳細は後日のアナウンスにて)
目標① 調査記録の公開
目標② キャンパス内芸術資源を活用したプロジェクトアイデアのアウトプット(優れたアイデアがあった場合、次年度以降にトライアル的に実施する可能性もあります)
概要
・日時 2024年12月14日(土)・15日(日)
・場所 東京藝術大学取手校地、取手市内各所
・定員 6名程度(選考あり)
・参加費 6000円
・必要な持ち物 カメラ、映像、音声レコーダー、メモ(全てスマートフォンあるいは携帯電話で代用可)、汚れてもいい服装、そのほかアナウンスの可能性あり
・注意点
雨天決行
宿泊場所:取手校地内利根川荘(各人1室、バストイレ共有)
食事:提供あり、詳細は後日アナウンスにて
取手校地までの移動費及び市内での移動費は自己負担となります
タイムスケジュール(近日中に情報公開)
〈ゲスト講師〉
岩間賢(東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻(壁画第二研究室)准教授)
1974年千葉県生まれ。東京藝術大学美術学部後期博士課程修了後(ph.D)、文化庁芸術家在外研究員として中国で創作活動。「遠い未来ではない、今から地続きの10年後の未来を多視点な角度から捉え、美術、音楽、ダンス、建築、農学、社会学、生命研究等、様々な分野が領域を超えて共振する新しい世界観・知の場をつくる必要がある」と考え、場と人の対話を生み出す作品や舞台、プロジェクトなどを国内外で展開。
2011年より取手アートプロジェクト《半農半芸》ディレクター。
島影圭佑(デザインリサーチャー)
1960年代に勃興したラディカルデザインの流れを汲みながら、プロジェクトの期間を「人生」に引き延ばし、問題の位置付けを「臨床」的に再設定することで、近代デザインが対象化できなかった問題をフレームインする実践を行なっている。またその実践の過程で生成された知をベースとしたレクチャーパフォーマンスやワークショップを教育機関等で行なっている。神出鬼没の超軽量型展覧会〈POP UP——突然現れる〉も各所で展開。
https://scrapbox.io/ksksmkg/
https://note.com/ksksmkg
〈映像記録〉
篠田優
1986年長野県生まれ。2013年に東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、2021年に明治大学大学院建築・都市学専攻総合芸術系博士前期課程修了。主な個展に、「有用な建築」(表参道画廊、東京、2021)、「抵抗の光学」(リコーイメージングスクエア東京、2020)、「text」(Alt_Medium、東京、2019)、「See/Sea」(ニコンサロン、東京・大阪、2017)などがある。主なグループ展に、「信濃美術館クロージングネオヴィジョン新たな広がり」(長野県信濃美術館 、2017)、「(PERSONAL)DOCUMENTS PROJECT」(Gallery Sijac、韓国、2016)など。
〈ファシリテーター〉
幅谷和眞(未来創造継承センター 特任助教)
申し込みについて
受付期間:2024年10月26日〜11月25日(応募多数の場合は早期で受付を締め切る可能性があります)
こちらのフォームにて必要情報を記載の上、お申し込みください
主催:東京藝術大学未来創造継承センター
お問い合わせはこちら:future@ml.geidai.ac.jp(担当:幅谷)