基盤研究
循環型クリエイティヴ・アーカイヴの実践と活用
芸術作品の周辺に存在する譜面や画材、展覧会や演奏の記録、芸術教育の指導内容、技術の習得など、こと・わざ・実践知・暗黙知を対象としたアーカイヴの構築と、その保存・継承について研究をおこないます。さらに、学内の芸術資源アーカイヴを基盤とした新たな企画や作品制作、共同研究を学内外から公募することにより、過去の表現から新たな創造が持続的に生まれる仕組み(循環型クリエイティヴ・アーカイヴ)を構築していきます。
創造を継承する共創体制の構築
センターが学内の恒久的なアーカイヴ基盤(ハブ)となることで、美術・音楽・映像・アートプロデュースを専門とする各学部等と芸術資源についての連携体制を構築します。また、国内外の芸術系大学や研究機関、アーティストや研究者、地域社会との共創ネットワークを構築し、様々な芸術資源の公開・活用に向けた共同研究や、研究会、シンポジウム、公開講座の開催を推進していきます。
芸術の未来構想
多様化する芸術のメディアや技法に関する研究の推進や、AI・メタバース・NFTなどを用いた新たな表現の支援に加え、アーカイヴ・保存・継承に関わる人材を育成することで、芸術の未来を共創する共生社会をデザインしていきます。