メンバー(2022年9月1日現在)
センター長
毛利 嘉孝 MŌRI Yoshitaka
(大学院国際芸術創造研究科/音楽学部音楽環境創造科 教授)
1963年生まれ。社会学者。文化/メディア研究。京都大学経済学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D(. 社会学)、MA (メディア&コミュニケーションズ)修了。九州大学を経て現職。特にポピュラー音楽や現代美術、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主な著書に『文化=政治 グローバリゼーション時代の空間叛乱』、『ストリートの思想 転換期としての1990年代』、『はじめてのDiY』、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』、共著に『入門 カルチュラル・スタディーズ』、『実践 カルチュラル・スタディーズ』、『現代思想入門 グローバル時代の「思想地図」はこうなっている!』、『ネグリ、日本と向き合う』など。編著に『アフター・テレビジョン・スタディーズ』など。
専任教員
平 諭一郎 TAIRA Yuichiro
(准教授)
1982年生まれ。専門は文化財や芸術の保存・継承。芸術保存継承研究会・主宰。東京藝術大学デザイン科卒。同大学院文化財保存学専攻修了。文化財、美術品の再現・復元制作とともに、領域横断的な芸術の保存・継承について研究し、展覧会、論考、作品として発表。主な企画に、2018年「芸術の保存・修復―未来への遺産」展、2021年「再演―指示とその手順」展(共に東京藝術大学大学美術館)。
特任教員
田口 智子 TAGUCHI Satoko
(特任准教授)
1985年生まれ。東京藝術大学大学院文化財保存学専攻博士後期課程修了。博士(文化財)。専門は保存科学。材料科学的アプローチを中心に芸術資源の保存に関する研究を行なっている。近年は、さらに色彩情報学や感性評価、遺伝子解析といった異分野の手法を導入し、学際的視点から芸術の保存・継承・アーカイヴにおける課題に取り組んでいる。
幅谷 和眞 HABAYA Kazuma
(特任助教)
1992年生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科言語文化専攻修了。桜美林学園学園史編さん室専門調査員を経て、現職。アートプロジェクトを中心に、ジャンルを問わず幅広い芸術実践における情報管理・記録・史料活用の課題に取り組む。
酒井 絵美 SAKAI Emi
(特任助教)
東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文化学(音楽民族学)専攻修了。専門は、世界各地で使われるヴァイオリンに関する研究及び演奏。主な出演は、NHK、NRK(ノルウェー国営放送)、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017、Kinck dagane 2019(ノルウェー)。2024年、住友生命「未来を強くする子育てプロジェクト」女性研究者奨励賞受賞。現在、昭和音楽大学非常勤講師。
倪 雪 NI Xue
(特任研究員)
1994年生まれ。東京藝術大学大学院先端芸術表現科専攻修士課程修了。専門は地域アートプロジェクトや、アートプロジェクトにおけるアーカイブの日中比較研究。地域芸術活動の抱える課題にイベント企画、フィールドリサーチ、実践的参加などによって、日中協働可能な視点からアプローチしている。2021年度「アーティスト・イン・そんぽの家」インレジデンス・アーティスト。