本センターでは2024年度に東京藝術大学・東京都・YAUの三者連携プログラム「有楽町藝大キャンパス」の一環として「アート・リサーチ演習」を開講しました。
ファシリテーターに島影圭佑氏をお迎えした演習方式の授業では、学生と社会人の受講生らは写真、音、映像、民話の方法論を用いて有楽町を調査・表現しました。
本展ではその成果物で構成された空間で、問いや鑑賞のためのワークショップを行ない、受講生自身が来場者とともに本演習をふりかえります。どなたでもお気軽にご来場ください。
アート・リサーチ演習 ふりかえり展
会期:2025年2月1日(土)〜 2月2日(日)
時間:11:00-19:00
会場:YAU CENTER(東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1F)
URL:https://note.com/ygcarp/n/nf3df1025079c
会期中には以下のイベントなど、さまざまなワークショップなどが開催されます。詳細は上記のURLをご覧ください。
2025年2月1日(土)14:00-17:00
「問いをつくる」 ゲスト講師:梶谷真司(東京大学教養学部総合文化研究科教授)
共創哲学実践者によるファシリテーションのもと、本演習の受講生や関係者が本演習をふりかえりながら「問い」をつくり、それをもとに対話を行なう。
※本演習の受講生や関係者が参加対象のため、一般の来場者のかたはワークショップには参加はできず、見学のみが可能な会となります。ワークショップ実施時間中、展示物の鑑賞はもちろん可能です(映像や音の作品のボリュームが少し絞られる可能性があります)。
アート・リサーチ演習(シラバス)
本授業は、近年増加している「調査を用いたアート(Research-Based Art)」と「アートを用いた調査(Art-Based Research)」の交錯点を、外部のゲスト講師によるさまざまな取り組みの実例を学ぶとともに、受講者自身も特定のテーマに沿ってその実践の実習を行います。特に社会学、文化人類学、文化研究、メディア研究、アーカイヴ研究などの理論と調査をベースにしながら、都市やエコロジー、福祉や教育、テクノロジーや医療などのテーマに視聴覚、映像メディア、展示を用いた調査やその成果の発表について学習します。
主催:東京藝術大学未来創造継承センター、東京都、YAU
お問い合わせはこちら:future@ml.geidai.ac.jp