センター紹介
理念と目的
未来創造継承センターでは、絵画や楽曲といった芸術作品とともに、創造の過程、作品の周辺、文脈も保存・継承し、さらに新たな表現や概念の開拓へと持続的に循環させる「クリエイティヴ・アーカイヴ」を実現します。
アナログやデジタルにかかわらず、技や実践知、暗黙知など様々な芸術資源を次世代へと継承し、社会に開くことで、芸術の未来を共に創る社会を目指していきます。
循環するクリエイティヴ・アーカイヴ
センターが学内の恒久的なアーカイヴ基盤(ハブ)となって、国内外の芸術系大学や研究機関、アーティストや研究者、地域社会との共創ネットワークを構築し、過去の表現から新たな企画や作品制作、共同研究が持続的に生まれる仕組みを構築していきます。

沿革
- 平成30年4月 美術学部・国際文化財修復プロジェクト室内に⽂化財保存修復センター準備室を設置
- 令和3年2月 準備室を芸術資源保存修復研究センターに改組
- 令和4年4月 機能や組織を再編し、全学組織として未来創造継承センターを新設
創案・デザイン:小河原美波
(東京藝術大学美術研究科デザイン専攻 修士1年)※ 2022年9月当時
シンボルマーク
「未来へ耕す」
未来創造継承センターは、東京藝術大学という土壌を耕し、明日の創造へと循環させる役割を担っていきます。「未来」という語が分解されたパーツを再構成し、形を変えていく様は、既にそこにあるものを生かしながら、常に変化を受け入れ、新たな表現を支えるセンターの理念を体現しています。